Robert Johnson/King of the Delta Blues Singers

そんなわけです。はい。岡山から帰ってきたばっかりなのにAX。しかも台風。雨凄いんですけどくらいの勢いで。しかも会場に椅子あるし。久しぶりに椅子にあるライブを見に行ったなという感じで。思えばそんなライブはZIGZOの国際フォーラム以降だったかもしれない。懐かしいな。実はアレ前から2列目だった。しかもDENさん真っ正面。何かが違う何かが違うと今思えば笑えるな(笑)
友達からメールで「椅子があるんだけど」ときいていたので「・・・絶対夜の色!!!夜の色から始まる静かめコースに違いない」といつぞやの東京JUNKを思い出したりしてたんですけど。もしやオーロラとかモナリザとか引っ張って来るんだろうか、と。したらそんな事はなかったね。けどサマタイムは最後にやるに違いないと期待していたのでやってくれて嬉しかった。そしてサマタイムが凄く良かった。哲君が一張羅のようなベロア調のシャツを着ていて茂呂ちゃんが可愛らしい(笑)グリーンのTシャツだった(らしい←人任せ)。樫が黒いシャツだったのは、はい。凄い覚えてます(笑)。
3人とも出てきた瞬間に客席見て「新しいな」って笑ってて。何か向こうもこっちもどうすればいいんだろう的な不思議な空気が漂ってました。でも夜の色金星って来たから、「よし、この路線なら今日は座って見てよう」と若干うずうずしながらも見てたんだけど。やっぱじっと聴いてはいられない人間なので若干リズムはとってしまうんだけどね金星だし。それで。

3曲目がHate Beatなのー?、みたいな(笑)

あの会場でそう来るのかーと。思いませんでしたか?(笑)。哲の馬鹿・・・と。hatebeatをどこをどうやって演劇的に見るんですか、と思いました。なんかあのイントロ聴いてるとき「・・・うわ、この後ってもしかしなくてもhatebeatだよなー」って思っててさ。座って見るhatebeat・・・・。想像できないな。とか自問自答してしまったじゃないですか(笑)。北海道のFC限定の時も最初お客さんもメンバーも座ってたのに途中で立ってしまったんだよね(笑)。あれは途中で立った哲君が悪いんだと思ってるけどさ(笑)。今回違うじゃんか。明らかに周りが麗蘭のファンだからなぁ、と。久々に悩んだんだけど。これは場を壊さないんだろうか、とか。最大限に気を使って考えたんだけど。

結局立っちゃいました。

ごめんなさいごめんなさいと心の中で謝りながら。もういいや、と。立って見た方が楽しいもん。手も挙げちゃったさ。だってその後ランランランもFMもやってしまったので(笑)。もうね、一回立ち上がってしまったならとことん盛り上がるしかないでしょう。ごめんnilごめん麗蘭のファンの方と思いつつしっかり楽しんできてしまいました。つーかAXデカイよ!!!(笑)しかもあんなにデカイステージなのに何故にnilはあんなに真ん中に寄るんですか(笑)。途中から樫がステージをウロウロしていたね。最初固かったのに。途中から動いていてやっぱ樫好き、と思いました(笑)。やっぱり客席側来られると盛り上がってしまう自分はもう本能なんだろうな。けど「あ、こっちに来たー」的な見方をしてしまうのが流石AX・・・。しかも椅子付き(笑)。最後がサマタイムで。期待通りにとても良かったです。
哲君も書いてましたがやっぱAXはでかいし音の出が良かったです。やってる方も気持ちよさそうだし聞いてるこっちも通りがよいし響きも独特で気持ちが良いです。あ、一度ワンマンでAX見てみたいなと思いました。モチロンスタンディングでね(笑)
そして座って見るnil、独特な場で見るnilはなかなかレアで面白かったです。でも今後普通に面白かったしじーっとnilの音を聴いたり演奏する姿を下から眺めるって事もなさそうだし。ホント良い物を見ました。最後に哲君が「お騒がせしてすいません」って言ってたけど本当にその通りだなと思いました(笑)。本当にすいません。しかし冷静に見るnilもとても格好良かったでございますよ。

んで、麗蘭を立って見る(笑)。これはいいんです。これは許されるんです。オッケーです。長いようであっという間だったな。すーごい良かった。めちゃめちゃ良かった。
麗蘭見てたら凄い勢いでシュプリームスが聴きたくなったので、家帰ってMOTOWNのコンピとか漁ってみたりした。寝る前に聴いていたらとてもはまった。幸せな気分になるんだよね。
あのね、サンボマスターとか100Sとかが好きな人は麗蘭見た方が良いよ。きっと気に入ると思うよ。R&Rであると同時にR&B/BLUESがある感じだからきっと好きになると思うよ。
見てて思ったんだけどやっぱ別格だな(笑)。何がだよって言われると分からないけどさ。格が違うなーと思ったよ。だって凄いもん。音があって言葉があって理屈があって、って、なんか分からないけど子供が大人を見て「凄いなー」って言うのに近い感じで(笑)。だから哲君の日記の表現が面白かった。と言うか「あぁ、そうだな」って思ったくらいに(笑)。子供みたいに楽しそうだなと思うけどもけどめちゃめちゃ表現に長けてて「あぁ凄すぎる」と思いながら見ていたんだけども。あぁいう雰囲気とか纏うものってのは一朝一夕で出来る物じゃないから更に凄いなと思った。
そういやこの前ソニーからブルースの紙ジャケ出たじゃん?んでロバートジョンソンを聴いたりしてたんだけど。タワレコ行って本見てたらチャボさんの本があったからぱらっと立ち読みしていたらロバートジョンソンの事を凄い書いてあって思わずずーっと立ち読みしてしまい。そして今もよく聴いていたりする。名盤っていうかビートルズ並に名盤くらいの勢いなだけあって何度聴いても素晴らしいとしか言いようがないしロックンロールの下に横たわるブルースってのを感じないわけには行かないような感じになりました。GREAT。WONDERFUL。そしてやっぱりRESPECT。

そんな感じです。