別に今日はたいした内容ではなく。何故かEZO

U2なんですけどもU2のジャケ。U2/THE VERY BEST OF 1980-1990です。一番最初にサイトを開設した時、なんとなくサイトのイメージはこのU2The Smith/Meat Is Murderのジャケのイメージでした。どちらも繊細でナイーブそう、自意識だけは高そう、みたいな思春期全開な雰囲気なんで、まぁサイトカラーと外れてはいなかった。別に深い意味はなかったんだけどね。タイトルは適当ですから。いい響きだったんで。旅人っぽかったし。
U2ってさ、シガーロス同様に聴いてると「北国だなぁ」って思ってしまう音だよね。透き通っていて壮大で美しいっていう。なんでU2かって言うとフトシさんの日記読んでたら聴きたくなったからです(笑)(←11/1のところ)。フトシさん好きなんだね、U2
http://hatehoney.com/02/
でさ、U2聴いてたんだけど。3曲目の「WITH OR WITHOUT YOU」で!!!私の中では既に頭がエゾロックに飛んでしまったという。RSRのメインステージでさ、オオトリのアーティストが終わってさ、閉会式みたいなのをやった後で最後に流れる曲がこの曲なのですよ。私は去年はLOOPAにいたんでそれを聞くことは叶わなかったんですが今年は聞きました。めちゃめちゃ感動してしまいました。だってさ、蝦夷は言うなれば48時間耐久マラソンみたいなもんなんですよ。クソ寒くてクソ広い、足場もテント内の空気も悪い荒野を2日間駆けずり回って更にライブ見て踊り倒すわけなんで。二日目なんて貫徹だし。もう最後の方なんてみんなボロボロで顔が死んでいる。お洒落とか化粧とか言ってる場合じゃないんだもん。昼は暑くてさ、モッシュピットとか突っ込んでしまった場合着替えが必ず必要です、みたいな感じになるし。砂埃であちこちやられて。夜は寒すぎてみんなダウンとかスノボウェアとか着込んでいるし。とにかく生き延びるのに必死、みたいな(笑)。明け方の光景は凄い。人が死んだように寝てる。レジャーゾーンとか戦場かよっていうくらいに人が倒れてる。疲れた顔で何かを聞いている(笑)。夜が明けて外が明るくなってくる頃はそれが極地でさ。美しい朝焼けと死んだような人々。ここは地獄なんだろうかって感じで不思議な光景だった。私もバンプとか死んだように聴いていて、渋さのときはふらふらになりながら前行って、帰ってきたら寝袋くるまって死んだように眠っていた。オオトリのオリジナルラブがいつ始まっていつ終わったのか気づかなかった。夢うつつで「また来年」ってWESSの人が言うのを聞いた。
はっ!!って起きたら完全に日が昇っていてめちゃめちゃ暑くて青空全開な中にU2がかかっていて。それが凄い感動した(笑)。死にそうなくらいに疲れていて汚れまくってるのに「また来よう」と思った。だって空がきれい過ぎて空気が澄みすぎていた。みんないい笑顔してたしボノの声が切なすぎた。この曲がしんみりしすぎた。
「PARTY IS OVER」(←ラズベリーズの曲)
ごみを拾う人や撤収する人を見ながらそう思った。けどあの楽しさをかみ締めてまた来ようと誓ってしまった。あぁ、いい曲だよなー。そしていいフェスだよなー。
またnil出ないかなー。
そんな事を思っている。RSRは本当に一度行った方がいいよ。フジとは違った開放感がまたあるんだよ。うん。面白いよ。北海道!でっかいどう!って叫んで走りたくなる。現に走ったし。そして男の子に囲まれる中村達也を見た(笑)