YUME BITSU/Auspicious Winds

うわー。聴かず嫌いだったユメビツを買ったんだけど、久しぶりにばりやばい感じでした。MEA SIとかアソビセクスだとか、妙に名前が胡散臭いと思うんで避けていたりするんですけども、このバンドもそうでした。スペイシーだとは知っていたけど「ありがちなサイケもんだろう」とか思っていたのに。3rdがシューっぽくていいよと言われて購入。2000年に出たやつ。いや、4thかも。あんまり調べてません。
もうとんでもなくシュー&スペイシーサイケ&ドリーミーです。びっくりしちゃいました。シューの要素が結構多くて気に入った。冷たい音だよね。ドリーミーって言ってもかなり冷たい音です。永遠に続くインストモノかと思いきや3曲目なんて、青々しく掻き均されるギターにエモいボーカル。インディーサウンド全開でやばいちょっと泣ける、と聞きながら興奮した。これKレーベルから発売なのかー。最近Kは当たる確率高い。しっかし3曲目は反則。やばい。シューゲイザー好きなら泣いちゃうような音です。
それにしても深い深いサウンド。スペーシーと言うか、更に哲学的ですらあります。きっとこれを流す事により静かな部屋はもっと静かになるんだろう。ため息が出るようなサウンド。ジャンルはポストロック、かな。平たく言えばMOGWAIslowdiveディストーションマイブラと根暗なデイブフリッドマンとシガーロスとUSインディーサウンドとジャーマンプログレと冷却温度装置をぶっこんだような音です。

サイトからしてばりやばい

[http://www.kpunk.com/yumebitsu/]