読み終わった>ネタばれ注意

凄いね。なんか読んでてどうしようかと思った。謎が解けてないのに主人公が勝手に人生納得して終わるんだけどもそこに有無を言わせぬパワーがある。「…。ハッピーエンド?」とかすら思わせてしまう力強さ。ハッピーエンドじゃねぇよ!!!と。
四肢切断されてそのままになってる主人公がどこにいんだよ馬鹿。
読んでるうちに読者も暴力的になってきそうですね。ええ。いや嘘ですすいません。しかもさ、何もかもが解決していない。けども納得。「あぁそうだったのかぁぁぁ」とだまされる自分。スピード感、リズム、そして自分が納得すりゃいいんだっていう事を理解させてくれるような作品な気がします。けどもきっちりした性格の人は読まない方がいいと思います。多分むかつきます。FUCKEST!と造語叫びそうな勢いで。
だって出てくる登場人物、男も女も大人も子供もみんな殺人犯してる。ひどいときにはクワでがっつんがっつん殴り殺してる。主人公なのに。
毎度私の想像力を超える暴力描写だなと思いました。けど生生しさなら前回のほうが生生しかった。今回は飛躍しすぎててなんだかもう、と(笑)
けど面白かった。次読もう。