OCEANLANE / On my way back home

もうここまで来たかと。
OCEANLANEって日本のバンドなんです。編成はヴォーカル&ギターのHAJIMEとギタリストKayの二人組。しかも81年生まれ。出ました。80年代生まれです。Kay氏がハーフでHAJIME氏も英語完璧。けどもその言葉もすら越えてメロディー完璧。音も完璧。初めて聴いたときZEPPET STOREを思い出した。「これ、日本のバンドなんだ!?」っていう衝撃。
爽やかでグリーンなメロディー。繊細さとダイナミックさを備えたギター。それだけで1曲目はガツンと来てしまった。透明感ある音。「これぞ」っていうギター/エモロックだなと思った。2曲目では80年代から2000年代を繋ぐ"踊れる"リズムが炸裂してるし。ストリングス導入したバラード、イギリスっぽい内省的メロディーの曲、スマパンみたいに「泣きの」音を鳴らしている曲、エモっぽい展開の曲など様々なんだけども、どれもクオリティーが高く、どれも自然。無理してやっていない。本当に自分の聴いてきたもの、鳴らしたいものを素直にやってるって感じでいい。ディストーションがかったギターの音も完璧。少し憂いがありつつもエモーショナル(高め)なボーカルも凄く合ってる。90年代を素直に通過した音。それに加えてエモやスロウコアなどのUSインディーの音が加わってクリアで爽やかなメロディー、イギリスっぽいメロディーが加わった感じ。
ストレイテナー好きなら多分好き。青いギターロックが好きなら多分好き。と言うかあれでしょ。こういうのが好きな人はこのジャケ見た瞬間飛びつくでしょう(笑)
http://oceanlane.com/