Fairytale Of New York

毎日気分によって「これ」っていうのをリピートしていたりするんですが、今日はThe Pogues / If I Should Fall From Grace With Godで。
1987年に発表されたPOGUESの有名作。アイリッシュ(トラッド)パンク。というかメンバーがアイリッシュ移民なので(ちなみに82年結成)そのような音が混じっています。正にパブで踊るのに最適みたいな酔いどれ奔放さ。うーんと、分かりやすく言えば正にソウルフラワーユニオン…。アコーディオンとか笛の音とかが特徴なんですが、とても人懐っこい音です。やさぐれてて無骨で荒いシェインのボーカルもいいんだよ。楽器が多くてリズムも取りやすくてとにかく踊れる。だってさ、トラッドって何よって言われたらさ、あれだもんね。「タイタニックで主人公が踊ってたような音楽」。そう、正にアレ。インストの曲とか本当に最高。パンクの荒っぽさや奔放さと同時にしなやかでほっこりしてる。正にポーグスとしか言えない様な独特の音を持っているバンドだなと思う。
一時期Joe Strummerが歌ってた。
このアルバムはアイリッシュ移民カップルを歌った名曲「Fairytale Of New York」が入っている。ピアノとシェインのボーカルから始まるこの曲。メロディーの美しさやサビ以降の優しくて切ない盛り上がりなど、そのソングライティング力に参る。