タナカヒロシのすべて

映画「タナカヒロシのすべて」を見に行ってきた。鳥肌実が主人公の映画。タナカヒロシっていう、カツラの工場で働いている冴えない人に不幸が降り注ぐ映画なんだけど、随所の小ネタと最後のオチが全て。最後のオチはポカーンの後にもう笑うしかないって感じ。
「田中ミヤコちゃん(←猫)は心臓病です」よりも個人的に激ツボだったのが、
「春うらら ロックは死んだ シドヴィシャス」かな。なんか最初の方の言葉は曖昧なんですけど、こんな内容の俳句があって、それがめちゃめちゃ面白かった。あと、笑顔で煙草吸いながらキックボードで町を疾走する鳥肌実が異様な感じで面白かった。鳥肌実キモカッコイイんですよ。セックスシーンであんな笑いが起きている映画なんて久々な気がする。
なんの楽しみもなさそうな冴えない人に不幸がおき続けて、更に不幸が起きて、って感じなんだけど、途中で転機が来て、って感じの話。転機以降の鳥肌実の笑顔連発振りが怖い(笑)。けど人間、大抵のことは気の持ちようなのかな、とか。デリヘルの女の役の人はいいこと言ってるな、とか。そんな話。小ネタが面白い。
tanakahiroshi.net


リンダリンダリンダ」の予告を見て思うんですけど。
制服姿の女子高生がギター持って歩いてるって構図は本当に可愛いですね。音楽好きの皆さんには萌えポインツなのではないかと思います。すんごいかわいい。そんな可愛い子たちがブルーハーツやっちゃうんだぜ。そりゃー胸キュンのたまらない映画ですよあれ。