「大人になること」
SNOOZER読者はちゃんと大人になれてるんだろうか。大人になるのはもしかしたらそんなに大変なことなんじゃないのかもしれない。みんなそれには気付いてるのかもしれない。旧SNOOZER読者は元気にやれてるんだろうか。まだ「大人になんて」って言ってるんだろうか。それともいつの間にか大人になってしまった自分に失望してる?
ゲーセンで使えるコインてあるでしょ。そういうものなのかなと思って。
昔はこのコインばっかり集めて泣いて笑って夢中になってがむしゃらに前を見ていた気がするけれど。いつの間にかそういうのをやめてしまうんだ。だって、役には立たないし。ちゃんと生きていかないといけないところに立たされるから。コインなんてなくてもそれなりに幸せな日々を送れる。青い悩みなんて捨ててしまえばいいんだ。
だけど。まだコインを捨てたくはないし、ポケットに手を入れてみればまだコインは入ってる。そんな自分に戸惑う。
SNOOZER読者ってそんな感じなのかなというイメージがあるんですが。なんとなく取り残されてるイメージがある。
そういう人たちをまとめてすくい上げるようなものってないのかなと今考えてたんだけど。
あんまりないね。
青春世代でもなくて、かと言って完全な大人でもない世代をなんとかしてあげなよ、とニート対策に必死な国に言ってみたい。