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武士道セブンティーン

武士道セブンティーン

最近は暇で暇でしょうがないので本を読むことにしている。何故ならば音楽を聴いていると寝ちゃうから!
高校2年生の女子剣道部員を描いた青春小説。女子高生が主人公のはずなのに無駄にキラキラしていないのが面白いなと思った。剣道を「スポーツ」として、ただ「当てて」「勝つ」ことだけを至上とする強豪校へ転校してしまった少女。己の武士道を問いかけ続ける少女。二人の葛藤が丁寧に描かれていると思います。
感情移入するタイプの小説ではないけれど、読んだ後少し元気になれる感じだ。爽やか。