妻夫木、小栗ら“美少年武将”が続々登場!「天地人」コミックが携帯配信

http://news.walkerplus.com/2009/0521/21/

ドラマでは純和風の好青年である直江兼続も、コミックでは金髪・少女漫画風の美少年に大変身! 主君である上杉景勝との、ちょっとボーイズラブ風(!?)な主従愛も描かれていて、歴史好きだけでなくイケメン・ファンにもたまらない内容に仕上がっている。


その昔、桑原水菜という人が書いた「炎の蜃気楼」、通称ミラージュと呼ばれるライトノベルがありました。もう20年近く前の話です。戦国武将が現代に蘇る中、それを調伏するために上杉謙信から任命された主人公・上杉景虎とその家臣・直江信綱が蘇った武将達と戦う話でした、最初は。
ちなみに、上杉景虎直江信綱も歴史上に実在する人であります。


話の途中から、直江が景虎に執着しまくってもうドロドロぐちゃぐちゃの展開となり、読者がその展開に「ポカーン( ゚д゚)」となったシリーズです。けど未だに好きな人多いし、これ読んでた人も多いんだろうな。実際、読み返すと面白かったりもする。
ちなみに、直江の景虎に対する執着すると言うのは精神的な執着と共に性的な執着も含まれておりました。(しかも400年間執着してたんだぜ。)愛情と支配だとか、プライドだとか、そういうのが混ざってドロドロとしていた。
そしてこのラノベはコバルト文庫から出ていたため、当時はもんのすごい異彩を放ってました(笑)

「贖罪」「偽善」という言葉だとか、当時読んでいた中学生位の年齢では難しい概念が多かったが、とりあえず作者が物凄い思い入れで二人を書いている事だけは伝わってきた。なんか途中命を削って書いてそうだったんだぜ。
全40巻。
ラストの巻のAmazonの感想見てると、「みんな感無量だったんだな〜」と思う。



この本のおかげで一時期上杉祭りに女性が多かったと言う話がある。
そして何が言いたいのかというと、この記事を読んで「上杉と直江」と言えばやっぱミラージュでしょー、と思ってしまった自分がいるってことです、はい。