前バイト先で話していたことがあるんだけどさ。レコードやCDにつけるコメントにせよPOPにせよ、好きなものに関してはいくら書いても物足りないぜってくらいに苦にならないんだよね。好きなものは売れて欲しいし知って欲しいし。好きになってくれたら嬉しいじゃんか。サイト作ってるとき、特に作品紹介とかnilの文章書いているときは特にそう思う。いくら書いても全く苦痛にならないんだよ。むしろ楽しくなってくる。幸か不幸か、だけどさ。
そもそも苦になることをわざわざサイト開いてまでしないしな。楽しくてしょうがない。例えばnilのライブ行った日の日記とかやばいくらいに長いもん(笑)。けど毎回違うこと思うしあんなに書いても書き切れないことがたくさんある。伝えたいことや感じたことで溢れてる。まぁ、経験したことを完全に言葉になんてできやしないのはわかってるけど。それでも伝えたいっていう欲求のほうが大きすぎる。
ゾンビーズオデッセイアンドオラクルの素晴らしさとか、どう伝えたらいいのかわからないけれど。あんなにほろほろと心が泣いてしまうような優しさと甘さを持ったアルバムはないってこと。そういうことを毎日のように誰かに伝えたいと思っている。スノッブもいいところだ。けどそれはしょうがない。おせっかいなんだろうな。あんなに素晴らしいものを聴いてしまって、これは一人の胸にしまってはおけない、って感じなんだよな。
一瞬一瞬に敏感でいたいなぁ、と常々思う。伝えたいことが溢れている世の中で衝動を持ち続けられたら良いのに。無理なのは分かってるけど。なるべく感情には、感覚には素直でいたい。毎日が驚きであればいい。素直に驚ける人間でいたい。好きなものは好きだと声高に叫べる馬鹿でありたいな。それでいいよ。