FUTUREHEDADS/Decent Days & Nights

どっちかって言うと、いや、むしろ100%新しめロックの担当なのに最近のバンドに疎い。なんか取り残されてると思う。そんな事を実感した。いけない。いけないぜベイビー。けど最近「いいなー」と思ったのってBDBとkillersと変な(笑)ノルウェーかどっかの北欧レーベルの新人バンドくらいだ…。確実にヤバイ。なってないな。
でもさ、今日リバティンの「Can't Stand Me Now」を聴いたんだけど。カールはこれをピーターに捧げるんですか。なんてやおいちっくな展開。こんなストレートな曲を贈ってしまうカールの男前ぶりに泣けました。あんだけのことされてるのに。誰がどう見てもピーターは馬鹿なのに。やっぱ男は包容力だな。カールの声が素敵すぎる。きらきらしてていい。
んでフューチャーヘッドっすよ。最近(ネオ)ポストパンクって名の付くものが多くて分からない、うぜーと思っている人に朗報。こーれはいいですよ。ギャングオブフォーのアンディギルがプロデュースってことで「おお」と思って惹かれた人も多いでしょう。私もそのクチです。試聴してはまってしまった。ゆるーく且つ激しいのはモチロンですが、鋭角ソリッドなギターがざっくざっく進んでいく。ダンサブルなのを強調されがちなネオポスパン。こちらは本家ポストパンクの流れを汲む感じ。これはアルバムからのリカット7インチで、表題曲、カップリング(こちらをアンディーがプロデュース)共にライブ盤。結構売れてます。
この手のバンドにしては割とマトモ、ただ時々おかしくなるボーカル(矢張り声は高め)にカッコよすぎる鋭いギター。ギャンギャン鳴っていて実にカッコイイ。変拍子刻み続けるドラムもいるんだかよく分からないベースもまたナイス(笑)。変に気負ってなくてポップなのが素晴らしいね。時にモッド風、パワーポップ風味なのも幅広くて素敵。基本はパンクですけど。

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