D.I.Y.: Come Out And Play - American Power Pop (1975-78)

これね、CD廃盤って聞いてて。で、この前枚数限定でリプロ盤が出ていたんで買ったんだけども。今Amazon見ていたら普通にあるんじゃないかと言うことに気付いて少しショックなんですが。Rhinoから出ている「D.I.Y」シリーズというコンピレーションのアメリカンパワーポップ編です。
ところでクラッシュのロンドンコーリングのデラックス版買いました?私は当然ながら買ってしまいました。改めて聴いても名盤であって素晴らしすぎると思います。2枚目もよくこんな音源を発掘してきたなーって感じで。そしてブライアンウィルソンのスマイル、買いました?私はソッコーで買いました。もう良すぎてメロメロです。アナログも買ってしまおうかと言うくらいに良かったです。ちなみにWONDERFULの7インチカラーヴァイナルは2枚持っています。なんかそれくらいしてもいいなーと思える感じでした。青は買い逃したけど。
そんな2枚の良すぎる作品もありつつ、やっぱこの作品がすーごい良いので、暇な時とか流しっぱなしにしたりしてそのメロディーの良さだとかポップさだとか荒さだとかにたまらない感じになっています。内容はタイトルそのまんまって感じで。Flamin' GrooviesやEarthquake,Flashcubes,scruffs,Real Kids,Nerves,Cheap Trickなどの有名所を初めとしてPiper,Artful Daughter,Names,Paley Brothers,Chris Bellとか入っていて盛りだくさんなんだけども。どれもメロディーが素晴らしいしざっくりざっくりな演奏で軟弱さはないしホント「パワフルでポップ」。あぁこういうの好きだなーと何故か今更実感してしまう感じです。パワーポップがフーの荒々しさ+ビートルズのメロディー+ビーチボーイズのハーモニーが語源というならそれが最高ではないわけがない。そして時代的にもパンクのすぐ後。パンクのすこーんと抜ける部分も含んだりして、しかもスーツ姿でぴしっと決めて見た目的にもかっこいい。うーん。いいないいなと思いまくって今日もレコードに針を落とすのです。そんな秋です、はい。

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