七尾旅人/およそこの宇宙に存在する万物全てがうたであることの最初の証明

「こりないね」って私の中では結構な褒め言葉です。騙されてもこりないよねってのも然り。こりないくらいに好きだよねってのも然り。失敗してもこりないのも然り。人間はこりない生き物だ。私はこりずに前を見てる失敗者が好きだ。こりずに歌い続けようとする旅人が好きだ。だから「それでも地球は歌っている」の物語がとても好きだ。きっと生きているということはとてもこりない事なのだと思う。だって、普通に傷ついたり泣いたり絶望したりしてもやっぱり歌で感動したり小さなことで喜んだり誰かの笑顔で少し前向きになれたりするじゃんか。そんなことでまだ立ってようかなとか思えてしまうじゃないか。たとえ一度座り込んだとしてももし空がきれいだったら「うわーっ」て思いながら立ち上がってしまうかもしれないし。こりずに大切なことに向き合う旅人が好きだ。こりずに消えそうなことを祈る旅人が好きだ。
「ゴーゴーミュージックパワー!」
「マイファーストチャーント」を聴いてさ、旅人を「テクノ以降」だとかいう簡単な言葉で説明したくないなぁと思ってしまった。「ゴーゴーミュージックパワー」っていうただそれだけっすよ。音が、音が宿す力と人の意思。その結合。音を本当に大切に、且つおもちゃで遊んでいるみたいな驚きで。そして何よりもうたと物語を真摯なものとして。そして感情と感性をそのままのものとして。君を好きな気持ちはそのままに。自分に自信がない気持ちもそのままに。好きであることは大切に。あとはもう、本能だね。そんな印象の素敵な4つ打ちソング。物語と音楽が素敵に結合してうたを奏でだす。落ちても死にそうになっても残るものは、聞こえてきたことは、いや、自分自身がうたそのものだった。
さて、これを聴いた自分は今度はどううたいだそうか。

相変わらず旅人の日記が更新されず悲しいばかりです。旅人にこそ、この言葉を。

「言いたいことはこれだよ。
 君に幸あれ。」

「君は(誰もが)大きな大きな、音楽の力なんだ。」


あと、一つだけ言うなら私はこりずに樫本さんが好きだな(馬鹿)
もう。自分の馬鹿・・・。いやー。それにしても樫好きだな。大好きだな(笑)。ごろごろ日記更新されないかな^。待っております。
樫仲間はっけーん。そうだよねあの樫の髪型は素敵過ぎてやばいっすよね。

アンテナ整理中。ブクマ整理中。音楽サイトもっと増やそうっと。しかしこのキーボードが使いにくいのなんのって。