the lemon pipers/Green Tambourine

ちょっと疲れてきました…。レモンパイパーズの2ndアルバムです。1967年の作品です。この表題曲でもある「Green Tambourine」は彼ら最大のヒット曲であり全米1位も取ったらしいんですがそんな事知ったこっちゃないです。38年前の話だもん…。
持ってるのはUSのBUDDAH盤です。1500円くらいです、多分。妥当な感じだと思って買ったけど。高く買ってたらちょっと泣ける。そんな事は更に同でもいい。ソフトロックです。サイケな部分が強いソフトロック/バブルガムポップ。ちなみにジャケはこれじゃないです。探すのがめんどくさくてAmazonからもってきてるだけ。でも色合いはこんな感じ。「正にサイケです!!」って感じの色合い。13th floors elevatorもそうだけどどぎつい赤に緑とかの配色多いよね。黄色がアクセントって、それアクセントになってないから!っていう感じの(笑)
表題曲始めいい曲もいっぱいあるけど通して聞いてると眠くなる。特にB面終わり。今一瞬寝た。
グリーンタンバリンは美しいシタールやディレイ、ストリングスに広がりのあるコーラス、サビが絡んでいい曲だ。少し陰りがあるメロディーラインが切ない。内省的な感じと美しさがある感じ。割とサイケだし言われてみると「60年代」って感じかも。A2の「RICE IS NICE」はグリーンタンバリンの次のシングルらしいけどもヒットしなかったらしい。あぁ分かる・・。あんな美しい感じで来て次がこんな叙情的過ぎるやつならば売れないだろう。けど「SHOESHINE BOY」とか、「TURN AROUND TAKE A LOOK」はキラキラしてて「王道ソフトロック」っていう軽い感じですごくいい。前者はタイトルもいい。この人たちはこういう軽い路線でやってれば良かったかもしれないと思った。こういうメロとか音の感じは最近のギターポップ好きな人にも受けそう。「BLUEBERY BLUE」は60年代な感じのきらきらした音+切ないメロディーで胸キュン系。タイトルもまた。さすがブッダレコードのバブルガム代表バンド。
うーん、こうして聞いてるとそこまでサイケ色が強いってわけでもない。A面はそうだった。オルガンとか多用しだしてサイケな感じになると私的には「うーむ」と思ってしまうのかな。B面はそんな感じでした。ヴァニラファッジはいいんだけど基本的にサイケすぎるの苦手だから。ところどころでちらっとマージービートっぽいメロあったりして、それは好き。