淡々と黙々と

きら/まっすぐにいこう。
きらの超ウルトラ有名な漫画。犬とその主人公とその彼氏と友達でわいわいする青春ストーリー。最初はマメタロウ(犬)の馬鹿っぷりと俺様っぷりと主人公カップルの初々しさと脇役の魅力が素晴らしい感じで進んでいたんだけど、どこからか雲行きが怪しくなった。
話が重い上にあまりに主人公カップルがどうでもいいことですれ違うんで途中読んでていらいらした。養子辺りから話を広げすぎた気もしないでもない。郁子の結婚想像云々話はこいつはっ倒そうかと思うくらいだった。
この人はほのぼの路線/ちょい泣き路線でやるのが上手いなぁと思うだけに勿体無い。キャラはどれも魅力的。ハナコちゃん六花ちゃんソラ、オナモミ、ゲンと、犬キャラはさすがだ。仕草も細かい。

全巻妹が持っていってたけどこの前持って帰ってきたから読み返してた。

The Essential Disc Guide 2004
SNOOZERが遅れに遅れた末に出したディスクガイド本。何故か持っている。というか妹の所有物なんですけども私が持っている。妹がこれを見ながら「これに載ってるもの貸して!!」とか言うんでうざいから取り上げた。ジャイアン並に。
300枚CDを選出しなければならないとしてさ。「今のキッズのより良い音楽ライフ向けて選んだ300枚なんだ」ってSNOOZER的に言われれば至極納得のセレクト。基本は最近のものですけども、ESGやスミス、ノイやカンなども入っているしVUやディランやニールヤングなども入ってる。たまにとってつけたようにKINGSMENやBUDDY HOLLYが入ってるのがよく分かんない。ちょっと背伸びをしたい少年に向けられたものなのか。基本は90年代。ロイヤルトラックスとかエラスティカとかシュガーレイまで入っていて懐かしかったり切なかったり。あとは最近のやつ。あんま詳しくない。
「深く」音楽を追求する人には向かない、というか「なんじゃこりゃぁ」的なセレクト。SNOOZER特有の「あの」感じを懐かしみたい人が読むと面白いかもしれない。
私は懐かしいけど共感はできないなって感じ。はちゃめちゃすぎだ。